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病気の予防
prevention for an illness

 

病気の予防

■犬

(1)狂犬病予防注射(狂犬病予防法によって生後91日令から接種、登録が義務となります。)

(2)混合ワクチンの接種(当院では5・6・8種のワクチンを扱っています。)

(3)フィラリア予防(岐阜県はフィラリア感染がまだとても多い地域です。昔の病気、外飼いの犬の病気と油断せず、しっかり予防しましょう。)

(4)去勢と避妊

雌犬では乳腺腫瘍がよくみられ、犬の腫瘍性疾患の中では最も多いです。犬における乳腺腫瘍の発生は避妊していない雌では避妊している場合の7倍の発生率とされており、1回目の発情前に卵巣摘出を実施したものでの発生率は0.05%、1回目と2回目の間では8%、2回目以降26%とされ、2歳半以上になると発生率に避妊は関与しなくなります。すなわち、予防としては早期避妊手術がもっとも好ましいと言えます。また、雌犬では晩年子宮の疾患がよくみられ、なかでも子宮蓄膿症では手遅れになると死に至るケースもあります。
雄犬では晩年、前立腺肥大、精巣腫瘍、肛門周囲腺腫、会陰ヘルニアなど男性ホルモンが関連した疾患がみられます。これらの疾患の発生率は決して特別高くありませんが、早期去勢手術によって、その発生を予防することができると思われます。

■猫

(1)混合ワクチン(当院では3・5種のワクチンを扱っています。)

(2)フィラリア予防(犬の病気と思われていますが、猫でもまれに感染があります。万が一感染すると突然死など犬より重篤です。最近は蚤の駆虫と同時にできる滴下式があり、とても簡単です。)

(3)室内飼育
猫同士の喧嘩の咬傷による化膿は猫を病院へ連れてみえる原因として非常に多く見られます。ただ化膿するだけでなく、喧嘩によって猫エイズや猫白血病などの恐ろしいウイルス疾患に感染する可能性もあります。また、交通事故は外を自由に徘徊する猫に避けられない脅威です。

(4)避妊と去勢
去勢は発情のストレスを回避し、喧嘩やそれによる病気の蔓延を防ぐと思われます。また避妊手術では無駄な繁殖を抑え、乳腺腫瘍や子宮の病気の発生を抑えるでしょう。

■ノミ・マダニ・腸管内寄生虫の定期駆虫 など

以上にあげた犬猫にしていただきたいことは狂犬病予防注射を除き、全て任意です。けれども、かわいいペットの病気を防ぐためにもぜひとも一度考えてあげてください。
このほか、新しくペットを飼い始めたときは一度来院され健康診断すること、また、シニア期に入ったら定期的な健康診断も重要かと思われます。どうぞお気軽にご相談ください。

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